アメリカのミシガン州にてポスドク生活始めました。


by Doctor_bear13
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2005年 10月 12日 ( 2 )

アメリカ訪問-Part2

それじゃあ、University of Michiganでの結果はどうだったのかというと・・・

あれは、9月20日のことでした。とても天気が良く、また、涼しくて過ごしやすい日だったことを覚えています。

前日についたばかりで、時差ぼけが残っていたのと、緊張のためその日はかなり早くに目がさめてしまい、歯学部の建物を探しがてらUniversity of Michiganのキャンパスを散歩しました。

やはり、アメリカの大学はかなり広くて、Dr.Tのオフィスのある歯学部の建物を探すのに手間取りましたが、結構ホテルから近かったので安心しました。

13時に会う約束だったのですが、結構早くついてしまい、Dr.Tのオフィスのあたりで緊張しながらもじもじしていました。

そのうちに一人の渋い感じの男の人が彼の部屋に入っていくところが見えました。

すると、突然

「君は、もしかして僕のことを探してる?]

と尋ねてきました。

そう、彼がDr.Tだったのです。

その後、彼の部屋に招かれ今まで僕がやってきた研究のこと、Dr.Tの研究室で今行われている研究のことなどをつたない英語でディスカッションしました。

僕はかなり緊張していたのですが、

「緊張する必要はない。ジャケットを脱いでリラックスしなさい。」

とDr.Tは優しく言ってくれました。

そして彼の研究室を案内してもらったりして、2時間程度経過したところで、

Dr.Tが、おもむろに

「それで、僕に何をしてほしい? 僕に何ができる?」

と聞いてきました。

ついに、この瞬間がきました。ここが頑張りどころだと思いました。

そこで僕は、

「僕はあなたの論文を読んで、感銘を受けました。あなたの研究室で一緒に働いて、あなたからいろいろ学びたい。」

というようなことを、ありったけの英語を使って、一生懸命伝えました。

すると・・・

Dr.Tは、僕が同じような研究をしていたこともあって、僕に興味を持ってくれたようです。

「それは非常におもしろい。ぜひ、来てほしいが、今君に給料を払える保証がない。そのお金の問題さえ解決すれば、もちろんYESだ。そして、自費で研究留学している研究者もいるが、できれば、君には給料を払いたい。」

「だから、日本とアメリカの両方で助成金を探そう。そして、それは必ず実現できるよ。」


と、言ってくれました。

かなり、感動しました。そして、これがアメリカンドリームか、と思いました。

そのあと、Dr.Tは、予定にはなかったディナーに誘ってくれました。

もちろん喜んでついて行きましたよ。

こんな感じで、大興奮のミシガン訪問は、幕を閉じました。

これから、助成金の問題VISAの問題 など、超えて行かなくてはならない高い山がいくつもあるとは思いますが、一つ一つ消化して必ず、Dr.Tのところに行こうと思います。
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by doctor_bear13 | 2005-10-12 23:39 | 留学

アメリカ訪問-Part1

9月にアメリカに行ってきたときのお話をします。
本来は、カナダで行われた国際学会に参加するだけの予定だったのですが、カナダに行く前に一人でアメリカ(ミシガン)に行ってきました。

まず、なぜミシガンに行ってきたかと言うと、それは面接を受けるためです。

それでは、どうして面接を受けられることになったのかというと・・・


その理由を説明する前に研究留学の簡単な解説をしましょう。

研究留学をするためにはいろいろな方法があると思いますが、簡単に分けると

1.自分で探して行く
2.誰かの紹介で行く

の二つに分けられると思います。

そのどちらにも長所と短所があって、

自分で探す場合は、自分のやりたい分野に行ける可能性は高いが、それを探すのが大変であったり、研究室とのアポを取るのが大変であったりします。

一方、誰かの紹介で行く場合は、研究室とのアポを取りやすかったり、そこの研究室の実態を簡単に知ることができる可能性は高いが、紹介であるためそこの研究室がやっている研究が、自分のやりたい分野ではないことも多いと思われます。

どちらがいいのかは、一概にはいえませんが、

まず僕の場合は、1番の自分で探す方法をやってみることにしました。

自分で探す場合にも、

興味深い論文を書いている研究室に手紙やメールを書いてみる。
雑誌やホームページなどから募集を探す。

などの方法があると思います。

そこで僕は、まず、よく自分の研究に引用していた論文を書いている人であってみたいなぁと思った人の所属先を調べてみることにしました。

そうしたら、University of Michiganの歯学部の先生ということがわかりました(自分の研究は血液に関係するものだったので歯学部の人がやっているのが不思議でした)。

僕の場合は、ラッキーなことに父親が歯医者だったので、
軽い気持ちで「University of Michiganって知ってる?」と聞いてみたところ、「University of Michiganは歯学部では有名なので、誰か知ってる人が行ってるかもしれないよ。」という返事が来ました。

そこで、
その誰かを探してもらったところ、

なんと・・・

父親のよく知っている後輩が、そこにいてしかも僕が会ってみたいと思っていた研究者(Dr.Tと呼ぶことにしましょう)と仲がよいということがわかりました。

ここまでくるのに、留学先を探そうと思ってから2日しかかかっていません。

これは運命だと思いましたよ。

それで、その日本人の先生を通じてDr.Tとアポを取ることに成功したのです。

これが面接が可能になった理由です。

なかなかすごい話だと思いませんか?
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by Doctor_bear13 | 2005-10-12 01:20 | 留学